「大切な友人に幸せになってほしい。
だから、背中を押した。」
「信頼している友人の紹介だから
一歩を踏み出せた。」
リファラル採用が叶えたふたつの想い。

友人や知人を自分がはたらく会社に紹介する「リファラル採用」。
通常の転職活動では聞けない本音を伝えられるのがメリットです。
リファラル採用を成功させるポイントを今回おふたりに聞きました。

▲左:紹介を受けた石川さん、右:紹介した佐々木さん

紹介者:佐々木 真帆さん
2022年4月に第二新卒で入社。人事部に配属後、給与関連業務を担当。

入社者:石川 真央さん
2023年3月にリファラル制度で入社。総務部に配属後、秘書業務を担当。

高校時代は毎日一緒。
卒業後、環境は変わっても、友人関係はずっと続いていた。

▲高校時代の佐々木さんと石川さん
―2023年3月、人事部の佐々木真帆さんから紹介を受けて、アイネットに入社した石川真央さん。お二人はもともと、どのような関係だったのでしょうか。

佐々木:高校時代の友人です。4人グループで仲が良く、高校2年生のとき同じクラスで毎日一緒にいました。
石 川:高校の卒業旅行で関西に行ったり、卒業後も九州旅行や食事に行ったり友人関係は変わることなく続いていました。
佐々木:コロナ禍で、なかなか会えない期間があったのですが、グループのメンバーの一人の結婚式で久々に再会することができました。実はその時、私はアイネットに中途入社してすぐのタイミングでした!
石 川:もともと佐々木さんは全く違う業種に勤めていたので、IT企業に転職したと聞いてとても驚きました。私は、新卒で入社した企業に6年在籍していて、何度か転職を考えつつも決断できずにいました。それを佐々木さんに相談するととても親身に話を聞いてくれました。

転職を決心。その決め手は、友人の温かい後押しだった。

―転職を本格的に考え始めた石川さん。応募に至る経緯はどのようなものだったのでしょう。

佐々木:私は中途でアイネットに入社し、人事部に配属されました。私自身、前職では過度な残業や休日出勤でワークライフバランスが取れない状況だったのですが、転職を機に仕事と私生活を共に充実させることができるようになりました。その環境で働く中で、「アイネットが石川さんにマッチしそう」と石川さんから転職の話を聞く前になぜか漠然と感じていました。そのタイミングで、当社でリファラル採用制度が開始したこともあり「連絡するしかない!」と思い、すぐに石川さんに当社を紹介しました。
石 川:もともと新卒で入社していた会社で就いた職種にミスマッチを感じていました。ただ、せっかく大企業に就職できたんだから、と6年間そのミスマッチに気づかないふりをしていました。でも、違和感がなくなることはなく転職を視野に入れ始めた時に佐々木さんからアイネットの紹介を受けました。話を聞く中でアイネットに魅力を感じたのはもちろんですが、自分のことをとても良く理解してくれている友達が「マッチしそう」と思ってくれるというのは何よりの決め手になりました。

転職して幸せになってほしい。
だからこそ、遠慮せずに自分の気持ちをしっかりと伝えてほしい。

―もともと友人だった石川さんを自分が働く会社に紹介した佐々木さん。リファラル制度を利用するにあたって、心がけたことはありましたか。

佐々木:石川さんと一緒に働きたいという気持ちはもちろんありましたが、何よりも石川さんに転職して幸せになってほしいという気持ちが大きかったです。紹介ということで、逆に石川さんが私や面接官に気を遣って自分の希望を素直に言えないのではないかと心配していました。面接前に石川さんから相談をもらうことが多かったので、その際は私のことは気にせず職種や部署の希望はきちんと面接官に伝えてほしいとアドバイスしました。
石 川:エントリー前も面接前後も、佐々木さんにはたくさん質問をしました。一つ一つに真摯に回答してくれたおかげで安心して、面接に臨むことができました。面接では、和やかな雰囲気で会話をしていく中で私の適性をしっかりと見極めてもらえたように思います。現在、総務部に配属されメインは秘書業務を担当しています。

ワークライフバランスも整い、温かい社風の中でいきいきと働くことができるように。

―実際に入社してみての感想をお聞かせください。

石 川:前職で社会人として習得してきたことで活かせる部分はもちろんありますが、未経験なこともたくさんあります。けれど、佐々木さんの話していた通り、アイネットはとても風通しが良いので、部署の方々ともすぐになじむことができました。また、温厚な方が多いこともアイネットの特徴であると感じています。機嫌に左右されることがなく、質問したいときにはいつでも質問することができるのもとてもありがたいです。また、ワークライフバランスといった面でも非常に過ごしやすさを感じています。
佐々木:仕事をしている石川さんを初めて見て、改めて人として社会人として尊敬できるところをたくさん発見しました。社会人としては石川さんの方が2年先輩なので、そういった点からも見習う点が多くありました。特に前職の人事部として培われたであろう石川さんのコミュニケーションの取り方には日々多くを学んでいます!
プライベートでとても親しい関係だったゆえ、職場では友達感を出し過ぎないようにと意識し過ぎてしまい「本当に仲がいいの?本当にリファラル採用?」と周りから心配されました(笑)最初は職場での距離感をつかむのが大変でした!
石 川:そうなんです。たまたまではありますが、席も近く、姿の見える範囲にいつもいるのですが、距離感を掴むのは私も苦労しました(笑)今は、一緒にランチに行ったり、この間は終業後に食事に行ったりとうまく距離感を掴めるようになってきました。
佐々木:私はリファラル採用が始まる前から既に石川さんを思い浮かべていたので、実際に入社してびっくり!というよりは入社してしっくりきたという感覚でした。ちなみに私が連絡した友人は石川さん一人だけでした!

リファラル採用は入社してみなければわからないことを限りなくゼロにできる選考方法。

―リファラル採用のメリット・デメリットを率直にお聞かせください。

佐々木:メリットはやはり面接で聞きづらいことを何でも聞けること、答えてあげられることだと思います。残業時間や休みの取りやすさ、飲み会の頻度など面接では質問しにくいけれど気になることってありますよね。どれも心地よい生活を送るためには大切な要素だと思います。リファラル採用は「入社してみなければ分からないこと」を限りなくゼロに近づけることができる選考方法だと思います。
石 川:紹介される側としてもそれは強く思います。面接前に佐々木さんに質問をしたのですが、忙しい中長文で返信をくれました。その回答一つ一つが私の背中を押してくれる要素になりました。
佐々木:デメリットとは少し違うかもしれませんが、リファラル採用も一人の人生を左右する転職活動です。紹介される側は選考中受け身にならないことがとても大切だと思いますし、紹介する側も、情報提供などを通して友人・知人が主体的に会社と向き合えるようサポートすることが求められると思います。

リファラル採用は自分にとって良きライバルを増やすことに繋がる。

―リファラル採用を検討している方に向けてアドバイスがあればお聞かせください。

佐々木:紹介する方は「この人と仕事がしてみたい!」と思う気持ちをリファラル採用という形で行動に移してみてください。私自身、人として尊敬できる友人の仕事姿を見たことが自分にとって大きな刺激になりました。尊敬する人を会社に紹介することは、自ら社内にライバルを増やす行為でもあると思います。よきライバルの存在は日々の刺激になりますし、自己成長にも繋がります。是非そう思える相手をどんどん当社に連れてきてください!!紹介される方は紹介者から聞いた話ばかりでなく、自身の目で会社を見極めること、選ぶことを忘れないでください。紹介者は何よりもあなたの幸せを願っているはずです!お互いにとって悔いのない採用となるよう主体性を持ち続けてほしいです。
石 川:紹介される側にとっては、入社前と入社後のミスマッチが一番少ない採用がリファラル採用だと思っています。私にとって、信頼する友人からの紹介ということでとても安心して臨むことができましたし、実際に入社すると「人」が良く、本当に働きやすい環境でした!
佐々木:BtoBの領域で活動しているアイネットは、広く知られる企業ではないかもしれませんが、とにかく「人」を大事にする企業だと思っています。人を育てることにも力を注ぎ、他社を経験したからこそ感じる魅力がたくさんあるかと思います!

※社員の所属組織および取材内容は2023年12月時点のものになります。