2020年10月6日
株式会社アイネット
独立系のデータセンター(以下DC)プロバイダーであり、自社DCをベースにクラウドサービス・DC事業を展開するとともに、金融や宇宙・衛星等の各種ソリューションを提供する株式会社アイネット(東証一部上場、本社:神奈川県横浜市、代表取締役:坂井 満、以下「アイネット」)は、地方銀行大手の株式会社静岡銀行様(本社:静岡県静岡市 代表取締役頭取 柴田 久、以下「静岡銀行様」)と、アイネットのABC原価計算システム『ABC Financial®』を導入することで合意しました。デジタルトランスフォーメーション(DX)化が急速に加速する銀行の業務モデル変革に対して迅速に対応でき、多角的な原価分析が可能なアイネットのシステムをご採択いただきました。
2020年10月より新原価計算モデルの検討に着手し、2021年11月より新システムでの稼働を開始します。
1. ABC原価計算システム『ABC Financial®』について
アイネットが開発した、金融機関向け活動基準原価計算(Activity Based Costing)システムで、分析したい情報を自由に設定できるため、これまで捉えづらかったコスト構造の把握が容易になります。データベースソフトを必要とせず、PC単体でも動作可能な軽量システム構成となっています。また、アイネットで独自開発されたABC原価計算専用の計算エンジン搭載による高速計算、基幹系システム等より抽出されたビッグデータの取込みも可能です。
これまで地方銀行を中心に全国20行を超える金融機関でご利用いただいており、現在も2行への導入プロジェクトが進んでいます。
(導入実績:地方銀行14行、第2地方銀行5行、労働金庫1行、特殊金融機関1行)
2.新システム導入により想定される効果
3.アイネットのABC原価計算システム取り組みについて
経済規模が大きく多様な産業が集積する静岡県を基盤とした地方銀行。現在、推進する第14次中期経営計画「COLORs~多彩~」で掲げるビジョン「地域のお客さまの夢の実現に寄り添う課題解決型企業グループへの変革」をめざし、DX推進による業務効率化やチャネル改革などに取り組んでいます。
アイネットは、DC とクラウドコンピューティングを展開するとともにシステムの企画・開発から運用・監視までカバーする独立系IT サービスプロバイダーです。現在は、国内最高レベルのDC をベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、自社のクラウド基盤上に業種業態を問わず利用可能なアプリケーションレイヤーのメニュー拡充を加速させています。一方システム開発事業では FinTech、AI、IoT など先端の分野に注力するとともに、今後大きな市場拡大が見込まれている宇宙利用産業への取組みを本格化しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.inet.co.jp/product/costing/abc.html
以上
株式会社アイネット
DX本部 FinTechソリューション事業部 安達、武藤
TEL: 03-5480-3500 E-mail:hot_staff@inet.co.jp