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健康経営

Health management

健康経営の推進

健康経営への取り組み

アイネットは、社員にとって安心して力を発揮できる労働環境をつくるため、ワークスタイルの変革を推進しています。

健康経営の目的

アイネットは、創業以来、行動指針の一つとして感謝・継続・健康を掲げてきました。
グループ理念「inet Way」では、「持続的成長を可能にするエクセレントカンパニーへ」という経営方針があります。この持続的成長を実現するためには、社員の心身の健康こそが最重要課題と考え、社員全員が健康な会社を目指し健康経営を推進していきます。

健康経営宣言

アイネットは、社員が経営における最大の財産であるという理念のもと、社員の健康づくりを経営的な視点で捉え、社員が心身ともに健康であることこそが、持続的な企業価値向上の源泉であると考え、社員の健康増進を支援する健康経営を積極的に推進いたします。

代表取締役兼社長執行役員 佐伯友道

推進体制

代表取締役兼社長執行役員を健康経営推進の最高健康責任者として、人事部、健康支援室が連携して施策を検討・実施していきます。また、健康保険組合との連携により社員の健康状態の把握・医療費等のデータを活用し、衛生委員会との連携により社員の声を取り入れた健康経営を推進します。

推進体制イメージ

推進体制図

戦略マップ

アイネットが解決したい経営課題やその経営課題解決につながる健康課題を特定し、その課題を解消する健康の保持・増進に関する取組へ落としこんでいます。この戦略マップをベースに、アイネットの健康経営を進めています。

健康経営推進の数値実績

従業員情報

項目 2021年度 2022年度 2023年度
従業員数(人) 964 969 954
正社員平均
勤続年数(年)
16.5 16.7 16.7
正社員平均年齢(歳) 40.2 40.3 40.3

従業員数および平均勤続年数は増加傾向。従業員が長く働ける環境を築いています。

項目 2021年度 2022年度 2023年度
平均法定外
残業時間(時間)
11.8 13.7 15.6
平均有給休暇
取得日数(日)
14.7 15.6 16.7

行動習慣

残業時間も有給休暇取得日数も増加傾向。メリハリをつけたワークライフバランスの実現をサポートしています。

項目 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
運動習慣率
(運動習慣なし)
45.9% 43.9% 41.4% 40.0% 改善
喫煙率 23.1% 22.5% 18.7% 22.0% 退歩
朝食摂取率
(欠損率)
17.0% 18.3% 17.7% 18.4% 退歩
短時間睡眠率 33.0% 37.0% 39.0% 37.9% 改善
飲酒過多率
(毎日飲酒)
12.2% 13.0% 10.5% 10.7% 退歩

エンゲージメント
健康経営を推進することで、エンゲージメントのスコア向上につなげ、社員一人一人の生産性向上およびサービス力の向上となることを期待しています。

プレゼンティーズムは、社内アンケート(東大一項目)で測定しており、2023年度においての実績値は、85.37%(前年比:+0.72%)でした。
アブセンティーズムは、社内アンケート(独自アンケート)で測定しており、2023年度に体調不良等で仕事を休んだ日の実績値は、平均2.77日(前年比:0.25日)でした。
ワークエンゲージメントは、社内アンケート(ユトレヒトワークエンゲージメント尺度9項目)で測定しており、2023年度の実績値は2.53点でした。

約85%をキープしており、従業員が高パフォーマンスを発揮し働けていることが伺えます。

体調不良で取得する休暇日数は2~3日となっており、社員が健康的に働けていることが伺えます。

※2022年度から使用しているユトレヒトワークエンゲージメント尺度を、従来の独自アンケート回答に換算しグラフ化しています。

主な取り組み

健康管理の充実

  • 定期健康診断の受診率100%を継続します。(2014年度より)
  • 健康診断後の保健指導・受診勧奨等の事後措置は、健康支援室が中心となり実施しており、再検査/精密検査の受診率は55.0%(前年比 9.3%増)となっています。
  • 精密検査や治療が必要である社員に対しては、検査や治療の促進を行い、健康に働くためのサポートを行っています。(有所見者率は34.5% 前年比 4.2%低減)
  • 健康リスクの高い社員に対して産業医意見書を発行し、上司・人事部・健康支援室が協力して健康リスク低減を支援し、また、ハイリスク者の面談(保健指導)率100%を継続します。
  • 健康保険組合と連携し特定保健指導の受診率(2023年度 16.2%)向上に取り組んでいます。
  • 社員の健康調査とともに生活習慣を見直すきっかけとなる学習を実施しています。
  • 学生から社会人になる環境の変化から心身を崩しやすい新入社員への配慮として対象社員全員に個別面談を継続しています。
  • 外部機関による健康相談の専門スタッフ対応も実施しており、ご家族の方にも活用していただけます。
  • 毎年インフルエンザの予防接種を推奨し、社内での接種対応も実施しています。(社内での接種者は全従業員のうちおよそ33%)またインフルエンザ予防接種希望者には一部費用補助も行っています。
  • 従業員に対し、健康への意識向上に向けた施策を実施しています。(朝活イベントを実施。対象事業所に勤務する従業員のうち約20%が参加、60%以上が施策内容に満足と回答)
  • 女性特有の健康に対する認識を広く知ってもらうため、施策を実施しています。(女性の健康e-learning視聴率:75.3%)

メンタルヘルスケア

  • ストレスチェック実施率90%以上を継続し、高ストレス者および希望者に対する面談事後フォローも実施します。(受験率:91.5% 前年比 1.2%減)
  • ストレスチェックによって心の健康度に気づき、風通しがよく生き生きとした職場づくりに取り組みます。(高ストレス者率:17.1% 前年比 2.5%増)
  • 全社員へのセルフケア・管理職へのラインケアの研修機会を増やし、またメンタルヘルスマネジメント検定資格取得者への奨励金支給などメンタルヘルス対応への意識向上を図っています。(新入社員のメンタルヘルスⅢ種合格率:65.45%)
  • メンタルヘルス不全による休職者に対して、復職支援プログラムを対象者全員に適用し、本人・職場・人事部・産業保健スタッフが連携し、円滑な職場復帰を支援しています。
  • ストレスチェックの結果、仕事への満足度は平均2.4点(前年比±0点)、働きがいのある仕事は平均2.5点(前年比+2点)となりました。従業員がやりがいを感じながら仕事に取り組めています。 ※4点満点、点数が低いほど高水準。
  • 全従業員を対象としたキャリアカウンセラー面談を実施。各自各部署の課題を吸い上げ、会社として課題解決に取り組んでいます。

ワークライフバランス

  • 毎週水曜日、給与支給日、賞与支給日を定時退社日に設定しています。
  • 長時間勤務による申請制度を導入し、長時間労働の抑制に取り組みます。(全従業員の法定外労働時間の平均は月17.6時間(前年比 2.4%増))
  • 有給休暇の計画的な取得を推進しています。(全従業員の平均は16.7日(前年比 1.1%増)、年次有給取得率は79.0%(前年比 4.0%増))
  • 多様な人材が活躍でき、仕事とプライベートを両立できる、働きやすい職場づくりを進めることにより、1人でも多くの従業員が長く活躍できる環境を整えていきます。(平均勤続年数:14.7年)
  • テレワークにより仕事とプライベート時間の有効活用、計画的な作業実施による業務効率の向上に取り組んでいます。

より良い職場環境づくり

  • 衛生委員会や社員満足度調査をもとに課題を見出し、働きがいのある職場づくりへの取り組みを検討・実施しています。(労災件数:5件)
  • 衛生委員会では時期に合わせた健康情報を提供し、議事録と共に全社員に公開しています。
  • 健康支援室・人事部・外部機関での相談体制を整え窓口を広く設置しています。
  • ハラスメントのない職場環境を維持されるよう規程に明確に示し、またハラスメント学習の実施や防止ポスターを社内に掲示し啓蒙を図っています。
  • 毎年、健康に関する任意アンケートを実施し、全社員の健康状態を把握しています。(回答率75.3% 前年比 13.7%減)
  • 業務労災が発生した際、現場にてアセスメントを実施しリスク評価のうえ再発防止に努めています。

健康増進

  • スポーツ大会の開催や部活動(フットサル部、野球部)へのサポートを行っています。
  • 全社員に対してeラーニングやセミナーを行い、健康増進のための教育を進めています。(傷病による休職者数:7件)
  • 業務に関連性の強い「目の疲れ」に対して情報提供を行い、セルフケアを継続的に進めています。
  • 健康増進と職場環境づくりの両面から卒煙をサポートしており、時間帯禁煙も実施しています。2023年度は、禁煙外来補助として一人当たり\100,000付与しています。
  • 2026年には喫煙率17.7%(厚生労働省国民栄養調査)を下回る15%を目標としています。(喫煙率:22.0% 前年比 3.2%増)
  • 2024年度卒の採用活動より、喫煙者の採用を制限しています。
  • 運動不足の解消や基礎代謝の上昇にもつながるよう、階段利用を勧めたり、バランスボールなど設置しています。2026年度には運動習慣率33.0%以上を目指します。(週2以上の運動習慣率:29.2% 前年比 3.8%増)
  • 健康効果や生産性向上につなげるため、スタンディングミーティングテーブルを設置しています。
  • 社員が利用できる、福利厚生サービス、保養所、リゾート会員権等を提供し、社員の心身のリフレッシュのための機会づくりにつとめています。
  • 朝食の大切さやを周知しつつ、ご自身の健康状態を認識してもらうべく、朝活イベントを行っています。2026年度には朝食欠損率13.0%未満を目指します。(毎日朝食を食べる割合:56.0% 前年比:変動なし)
  • 睡眠時間や歩数を管理できるアプリを用いて、社員ひとりひとりの健康意識を向上させています。2026年度には睡眠不足による休養不足率を30.0%以下を目指します。(短時間睡眠率:37.9% 前年比:2.1%減)
  • コロナ禍とも関連付け、飲酒過多の注意喚起を全社に周知しています。(飲酒過多率:10.7% 前年比:0.2%増)
  • 健康経営の質を高められるよう、他社と意見交換を行っています。

社員からの協力

健康経営への取組の意志を少しでも分かりやすく表現するため、社内への情報提供は、健康ロゴマーク「健康ロゴマーク」を活用し発信しており、これらの活動は全て社員の協力により進めております。
アイネットでは、こうした活動を通して生み出されたより良いサービスを社会に提供できる様、取り組みます。

健康ロゴマーク ~職場に気とかさを~

取得認証

認証

健康経営優良法人(ホワイト500)

アイネットは、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人 (ホワイト500)」に6年連続で認定されました。

横浜健康経営認証

アイネットは、2024年3月6日付で、横浜市より横浜健康経営認証事業所として認証を受けました。