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売上は安定的な成長を実現。13期連続増配(予定)
当社グループが属する情報サービス業界においては、ニューノーマル時代における非接触・非対面への対応、クラウドコンピューティングの普及拡大、ビッグデータやAI(人工知能)の活用拡大、IoTの推進、及び業務効率化等、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが継続しております。特に、生成AIの活用が進んでおり、社会の在りようにも大きな影響を与えつつあります。
このような状況の中、当連結会計年度の業績は、売上高37,763百万円(前期比7.9%増)、営業利益2,887百万円(同35.6%増)、経常利益2,935百万円(同34.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,197百万円(同63.6%増)となりました。
売上高は、データセンター・クラウドサービスや、サービスステーション(SS、ガソリンスタンド)向けに受託計算等を提供している情報処理サービスが好調に推移した上、システム開発サービスにおいて、主に金融業向けシステム開発が順調に推移したことにより、前期比で増収となりました。
営業利益は、省エネ等を目的とした設備投資を行ったこと等により原価低減に努めたこと、及び単価見直しを中心とした適正販売に注力した結果、前期比で増益を達成しております。当連結会計年度より、自社データセンターの使用電力として化石燃料や為替相場に左右されない再生可能エネルギー由来の電力を導入しており、電気料金等の高騰による原価高の影響を低減させる努力を続けております。
親会社株主に帰属する当期純利益は、保有する有価証券の一部売却に伴う特別利益の計上もあったことから、前期比で大幅な増益を確保することができました。
中期経営計画(2022年4月-2025年3月)における最終年度となる2025年3月期の計数目標である「売上高40,000百万円、営業利益3,200百万円、営業利益率 8.0%、ROE10%以上」を達成すべく、グループ一丸となり、業容拡大に努めております。
配当につきましては、これまでの当社の成長を支えていただいている株主の皆様への還元を重視し、13期連続増配とさせていただく予定です。引き続き、企業価値の向上に努めることにより、株主の皆様への利益還元を更に充実させてまいります。
(単位:百万円)
2012/3 | 2013/3 | 2014/3 | 2015/3 | 2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 | 2025/3 (予想) |
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売上高 | 20,374 | 21,587 | 22,528 | 23,229 | 24,434 | 24,617 | 25,615 | 27,591 | 31,097 | 30,016 | 31,169 | 34,988 | 37,763 | 40,420 |
営業利益 | 1,214 | 1,538 | 1,664 | 1,598 | 1,918 | 1,992 | 2,081 | 2,345 | 2,501 | 2,155 | 2,367 | 2,129 | 2,887 | 3,250 |
ROE | 7.6% | 10.7% | 9.5% | 8.8% | 9.4% | 10.7% | 10.4% | 10.9% | 11.3% | 9.5% | 10.1% | 7.7% | 11.7% | - |