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業績と予想

売上は安定的な成長を実現。14期連続増配(予定)

増収増益グラフ

 当社グループが属する情報サービス業界においては、企業の人手不足や省力化への対応等を目的として、業務効率化システムの需要が継続しております。加えて、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」をテーマとして、システムやソフトウエアのクラウド化が進展し、ビッグデータやAI(人工知能)の活用、IoTの普及拡大が続いていることから、システム関連投資は増加しており、市場は拡大傾向にあります。
 このような状況下、当連結会計年度の業績は、売上高38,987百万円(前期比3.2%増)、営業利益2,640百万円(同8.5%減)、経常利益2,681百万円(同8.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,259百万円(同2.8%増)となりました。
 売上高は、前期比で増収となりました。情報処理サービスは、ストックビジネスであるデータセンター・クラウドサービス、及びサービスステーション(「SS」、「ガソリンスタンド」)向け受託計算サービスが堅調に推移したことに加え、メーリングサービスも新規受注が拡大しました。システム開発サービスは、エネルギー産業、流通業向けの案件が減少しましたが、金融業や製造業向けシステム開発、宇宙・防衛関連ビジネスが伸びました。
 営業利益、経常利益は、いずれも前期比で減益となりました。当期は、クラウドサービスのライセンス費用の上昇、システム投資や設備投資の償却負担増を主因に原価高が継続しました。販売価格への転嫁や原価の削減を進め、徐々に利益率は改善しましたが、人件費を中心とした販管費の増加もあり、通期では減益となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の計上が押し上げ、前期比で増益となりました。
 配当につきましては、これまでの当社の成長を支えていただいている株主の皆様への還元を重視し、14期連続増配とさせていただく予定です。引き続き、企業価値の向上に努めることにより、株主の皆様への利益還元を更に充実させてまいります。

  • 本資料に記載されている予想に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる場合があります。

(単位:百万円)

  2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2023/3 2024/3 2025/3 2026/3
(予想)
売上高 20,374 21,587 22,528 23,229 24,434 24,617 25,615 27,591 31,097 30,016 31,169 34,988 37,763 38,987 42,250
営業利益 1,214 1,538 1,664 1,598 1,918 1,992 2,081 2,345 2,501 2,155 2,367 2,129 2,887 2,640 2,750
ROE 7.6% 10.7% 9.5% 8.8% 9.4% 10.7% 10.4% 10.9% 11.3% 9.5% 10.1% 7.7% 11.7% 11.5% -

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