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業績と予想

売上は安定的な成長を実現。12期連続増配(予定)

増収増益グラフ

 当社グループが属する情報サービス業界においては、ニューノーマル時代における非接触・非対面への対応、クラウドコンピューティングの普及拡大、ビッグデータやAI(人工知能)の活用拡大、IoTの推進、及び業務効率化等、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが継続しております。特に、生成AIの活用が急速に進み始めており、社会の在りようにも大きな影響を与えつつあります。
 このような状況の中、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高28,213百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益2,233百万円(同65.1%増)、経常利益2,291百万円(同65.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,501百万円(同76.5%増)となりました。
 売上高は、クラウドサービスやサービスステーション(SS、ガソリンスタンド)向けに受託計算等を提供している情報処理サービスが好調に推移した上、金融業向けシステム開発案件の売上が想定以上に順調だったことにより、前年同期比増収となりました。営業利益について、高止まりしている電気料金等の影響により原価高が続いておりますが、データセンター向けに省エネ投資等を行うことで損益への影響を低減させたこと、及び好調な売上に伴う増収効果により、前年同期を大きく上回ることができました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比で増益を確保することができました。
 当社グループは、中期経営計画(2022年4月-2025年3月)における2年目を迎えております。最終年度となる2025年3月期の計数目標である「売上高40,000百万円、営業利益3,200百万円、営業利益率8.0%、ROE10%以上」を達成すべく、グループ一丸となり、業容拡大に努めております。尚、2024年3月期の業績予想につきましては、下記の表の通りです。引き続き、業績予想の達成を目指しこれまで以上に邁進してまいります。
 配当につきましては、これまでの当社の成長を支えていただいている株主の皆様への還元を重視し、12期連続増配とさせていただく予定です。引き続き、安定した利益還元を目指してまいります。

  • 本資料に記載されている予想に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる場合があります。

(単位:百万円)

  2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2023/3 2024/3
(予測)
売上高 20,374 21,587 22,528 23,229 24,434 24,617 25,615 27,591 31,097 30,016 31,169 33,500 37,700
営業利益 1,214 1,538 1,664 1,598 1,918 1,992 2,081 2,345 2,501 2,155 2,367 1,800 2,750
ROE 7.6% 10.7% 9.5% 8.8% 9.4% 10.7% 10.4% 10.9% 11.3% 9.5% 10.1% 10.1% -

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