2022年3月期第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の夏場の感染拡大の影響により一部の業種で厳しい状態が続いているものの、概ね持ち直し方向にあると見られます。緊急事態宣言の解除やワクチン接種の進展に伴う需要回復への期待から、対面型サービスの景況感改善も期待されています。また、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなかでも、企業の投資は改善傾向にあり、ソフトウエア投資も堅調に推移していくものと見られています。
当第2四半期連結累計期間の業績は、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要不可欠なデータセンターサービスやクラウドサービスへの需要に対応し、情報処理サービスは好調を維持しています。システム開発サービスにおいては、新規の開発案件に立ち上がりの遅れが出ている状況ながら、金融業・流通業・通信サービス業などにおいて順調に回復してきています。
その結果、売上高は14,935百万円(前年同期比0.3%増)となりました。また、利益面は、システム開発サービスにおける要員の運営効率改善により、営業利益986百万円(同18.9%増)、経常利益1,095百万円(同28.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前連結会計年度に計上した特別損失がなくなり、715百万円(同92.1%増)となりました。
(2022年3月期第2四半期決算短信より)