報道関係者各位
2017年5月9日
株式会社アイネット
アイネット、ドローン飛行場を首都圏に開設
~ドローン(小型無人航空機)事業を検討する企業向けに実証実験場として提供開始~
株式会社アイネット(9600:東証一部、以下 アイネット)は、「Dream Drone®」として展開する「ドローンIoTプラットフォーム事業」の一環として、「ドローン飛行場(Dream Drone Flying Field:DDFF)」を千葉県君津市に新たに開設します。
デジタルテクノロジーの劇的な進化により、ドローンは破壊的イノベーションを生むと考えられていますが、現状ではその飛行には多くの制約があり、ドローンを自由に飛ばせる場所は限られています。
そこでアイネットは、都心から1時間程度の場所で大規模なドローン飛行場(DDFF)を開設し、これをドローン事業を検討する企業様へ実証実験場(PoC環境)として提供していきます。
開設するドローン飛行場(DDFF)は、千葉県君津市のドローン飛行禁止区域外にあり、飛行場の広さは約140,000㎡、ドローン飛行場の提供に加えドローン機器やドローン周辺機器の提供、ドローン操縦指導、ドローン映像撮影指導、ドローンの各種実証実験フィールドを設置する予定です。
さらに、ドローン飛行場(DDFF)を利用されるお客様には、当社の提供するDream DroneのGPUクラウド基盤を優先的に提供します。ドローンの飛行データ、センシングデータ、4K映像や大量の画像データを蓄積できる他、GPUクラウドでの編集、ストリーミング配信がクラウドサービスで利用可能となります。
のドローン飛行場(DDFF)は、ドローンの知見を保有しドローン事業を展開するトライポッドワークス株式会社様(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長 佐々木 賢一、以下 トライポッドワークス)、Dアカデミー株式会社様(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 依田 健一、以下 Dアカデミー)、ドローン・ジャパン株式会社様(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 勝俣 喜一朗、以下 ドローン・ジャパン)の協力を得て推進していきます。
ドローン飛行場(DDFF)のサービスの詳細は、2017年5月10日から東京ビッグサイトにて開催されます「2017 Japan IT Week春内 第6回IoT/M2M展春」のアイネット/トライポッドワークスのブースで紹介する予定です。
①ドローンのノウハウや機材はあるものの、実験をする場所がないと考えている企業様にドローン飛行場(DDFF)は次のサービスを提供します。
- ドローン飛行場の提供
- ドローンを活用した各種実証実験フィールド(畑・農作物、土木工事、地形測量、設備点検、自動運行、非GPS飛行、避難救助、など)
- ドローン飛行・センシング・映像・画像データのGPUクラウドでの蓄積、編集環境の優先的提供
②ドローンのノウハウや機材もなく、ドローンで何が出来るかを試してみたい企業様にドローン飛行場(DDFF)は次のサービスを提供します。
- ドローン飛行場の提供
- ドローン機器、ドローン周辺機器の提供
- ドローン操縦指導
- ドローン映像撮影指導
- ドローン飛行・センシング・映像・画像データのGPUクラウドでの蓄積、編集環境の優先的提供
①4K映像の編集に適した高性能基盤をクラウドサービスで提供
撮影した映像は、アイネットの次世代クラウド基盤「Next Generation EASY Cloud®(以下 NGEC)」に搭載された画像処理装置(GPU)上の映像編集ツールより編集できます。お客様は、アイネットの仮想デスクトップ「VIDAAS®」上で映像編集ツールをご利用いただけますので、手元に高スペックPCがない場合でもリモートからストレスなく映像編集することが可能です。撮影や編集した映像は、NGEC上の動画配信プラットフォーム「Kaltura」よりストリーミング配信することができます。
②3D画像の編集に適した高性能基盤をクラウドサービスで提供
撮影した画像は、NGECに搭載された画像処理装置(GPU)上の3Dデータ作成ツールより編集できます。お客様は、アイネットの仮想デスクトップ VIDAAS 上で3Dデータ作成ツールをご利用いただけますので、手元に高スペックPCがない場合でもリモートからストレスなく3Dデータを作成することが可能です。作成した3Dデータは、3Dモデルリポジトリ「Sketchfab」に連携することができます。
2017年6月1日より、順次サービスを開始してまいります。
Dream Droneに関するサービスページはこちら
トライポッドワークスは、オンラインストレージ、電子メールやネットワークセキュリティなどのプロダクト開発/販売を行う「情報セキュリティ事業」、土木/農業/介護などの分野で視覚情報を活用するための映像解析サービスを提供する「映像情報を基軸としたIoTサービス事業」を2本の柱として事業を展開しています。
ドローン技術についてはIoT事業のコアテクノロジーと位置付け、既存の映像解析技術のドローンへの応用、自動飛行などを研究開発しているほか、ドローンを含む各種カメラを利用した映像制作なども行っています。
Dアカデミー(D-ACADEMY)はドローンの学校で、一般社団法人 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクールです。 ドローン技能の習得を目指す受講生に対し安全に運航をして業務を遂行する事を目的に企業が求める人材の育成を目指します。また、DRONE ACADEMY ALLIANCEとして、JUIDA認定スクール提携グループを全国9校で展開し、国土交通省が推奨するi-constructionや空撮に関する専門性の高いカリキュラムを展開しています。
ドローンオープンソフトウェア開発者養成及び支援事業、ドローン新規事業産業者向けドローンコンサルティング事業、ドローンを活用した精密農業に関する企画・開発・海外事業、ドローン関連国内事業者の海外展開支援事業、およびドローン関連海外事業者の国内事業支援事業を展開しています。また、Drone × 農で日本の土づくりを世界へをモットーに精密農業で「ドローン米」プロジェクトを推進しています。
「Next Generation EASY Cloud(NGEC)」は、アイネットが提供する企業向けクラウドサービス「Dream Cloud®」の中核となるプラットフォームです。ヴイエムウェア株式会社様のSDDC(Software-Defined Data Center)アーキテクチャを採用し、パブリッククラウドや企業内クラウド(オンプレミス)などの複数クラウドやマルチデータセンターに対応する技術により、高い可用性を実現します。また、ミッションクリティカルなシステムにも対応可能で、システム移行や運用管理コスト削減の大幅な向上、データセンター間でのITリソースのモビリティ機能の向上等を可能にします。
※詳細は以下の情報をご覧ください。
アイネットは、データセンターとクラウドコンピューティングを展開する独立系ITサービスプロバイダーです。煩雑なガソリンスタンドの売上事務の合理化やクレジット処理を代行する会社として1971 年に設立されました。以来その取り扱いを拡大、現在では全国のガソリンスタンドの内およそ4分の1がアイネットのデータセンターに接続、情報処理サービスを利用しており(業界トップシェア)、またデータセンターを利用する業種も金融業、流通業、官公庁、E ビジネス、外資系企業をはじめ多岐にわたっております。その中でデータセンター運用のノウハウを蓄積、お客様からも大きな信頼を寄せられてきました。現在は、国内最高レベルのデータセンターをベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、自社のクラウド基盤上に業種業態を問わず利用可能なアプリケーションレイヤーのメニュー拡充を加速させています。
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社アイネット
データセンター本部 クラウドサービス事業部 クラウドシステム部 小澤
TEL: 045-682-0845 mail:dream.cloud@inet.co.jp
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アイネット
企画・IR部 マーケティング課 神野(かんの)