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アイネット、Cloud Object Storage Serviceの提供を開始

報道関係者各位

2014年10月10日

株式会社アイネット

アイネット、Cloud Object Storage Serviceの提供を開始

株式会社アイネット(以下、アイネット)は、豊富なラインナップを持つクラウドストレージ「Dream Storage®」に、安心安全かつシンプルなクラウドストレージサービス「Cloud Object Storage Service」 *1を追加し、提供を開始します。

様々なデバイスやサービスの普及により、今後、データ量が爆発的に増加する時代に突入します。それらのデータを安全かつ柔軟に保管することは、企業にとって最重要課題となり、オブジェクトストレージの技術が果たす役割は飛躍的に拡大していきます。
Cloud Object Storage Serviceは、アップロードされたデータを効率的に分散・多重保管し、さらに複数のデータセンター間 *2で複製することにより、データの高保全性、データ利用ピーク時への柔軟な対応を実現します。
また、お客様がすでにお使いのストレージをクラウドオブジェクトストレージへ移行するプロフェッショナルサービスもご提供します。Cloud Object Storage Serviceを利用することにより、アクセスや管理の効率化、コストの削減が図れます。

  1. Cloud Object Storage Serviceは、米Basho Technologies社のRiak、Riak CSを使用しています。
  2. アイネットは、国内最高クラスのデータセンター(「inet primary®」)を中心に、北海道地区(「inet north®」)や中部地区(「inet east®」)に位置するデータセンターなどの高性能データセンターを連携し、ネットワークサービス・クラウドサービス・先進ITサービスをUnification(単一・一本化)して提供するソリューションの拡充を推進しています。

■ Cloud Object Storage Service の特長

1. 容量無制限で安心安全なオブジェクトストレージ
米 Basho Technologies社のRiakおよびRiak CSを使用しており、高可用性と安定性、拡張性を備えたサービスです。データ損失のリスクが軽減し、容量の上限を考慮せずに必要分をご利用いただけます。

2. マルチデータセンターでの分散保管
アップロードされたデータは3重化して保管されます。さらに、国内最高クラスのデータセンター(inet primary®)を中心に、北海道地区(inet north®)や中部地区(inet east®)に位置する複数のデータセンターにまたがりデータを複製することで、データの高保全性を確保します。

3. Amazon S3互換API
オブジェクトストレージのデファクトスタンダードであるAmazon S3と互換性を持つREST APIが利用可能です。

4. 選べるプラン
マルチデータセンター構成により高可用性・保全性を提供するスタンダードプランと、単一のデータセンターで構成された低冗長化プランが選択できます。低冗長化プランでも単一のデータセンター内で3重保管が行われるため、コストを抑えながら信頼性の高いストレージをご利用いただけます。

■ 活用シーン
オブジェクトストレージは、ファイル(オブジェクト)単位で読み出し・書き込みするような用途での活用が最適で、大きなサイズやファイル数でもスケーラブルに対応できます。

1. バックアップ・アーカイブ
既存のアプリケーションから出力されるログの保管先をCloud Object Storage Serviceに設定すれば、日々たまり続けるログファイルとディスク容量の問題で悩む必要がなくなります。
長期間の保管と、必要な際にいつでも簡単に取り出せる可用性が求められるバックアップ・アーカイブ用途には、オブジェクトストレージが最適です。

2. 静的ウェブホスティング・コンテンツ配信
Cloud Object Storage Serviceにアップロードしたオブジェクトは、公開設定にすることでURLによる閲覧が可能になります。HTMLファイルや画像・動画ファイルをアップロードすれば、Webサーバを用意することなく手軽にWebサイトを構築できます。
大容量ファイルにも対応しているため、URLを用いた配信・共有にも利用できます。

3. アプリケーションからの利用
Amazon S3互換 REST APIにより、様々なアプリケーションから接続可能です。Amazon S3を利用した既存のアプリケーションも簡単に移行できるほか、一部のサードパーティアプリケーションは接続先設定の変更のみで利用可能です。
大量の非構造化データを蓄積・配信するようなアプリケーションでは、利用方法がシンプルで信頼性の高いオブジェクトストレージが適しています。

■ Cloud Object Storage Professional Service(オプション)について
オプションとして、以下のプロフェッショナルサービスをご用意しており、Cloud Object Storage Serviceを最適な形でご利用いただけるようサポートします。

サービスメニューサービス内容
アプリケーション
  • 既存のアプリケーションが利用するデータベースからオブジェクトストレージに移行可能な部分の分析、抽出および移行方針策定を支援
データベース
移行・連携サービス
  • Amazon S3を利用するアプリケーションでCloud Object Storage Serviceを利用する
    ための調査
デザイン
コンサルティング
  • 既存のストレージシステムとオブジェクトストレージの連携を実現するインフラデザインコンサルティング
開発支援サービス
  • オブジェクトストレージを使用したアプリケーション開発に向けた技術支援
    (※アプリケーション開発自体は本サービスには含まれません。)

■ 提供開始時期
2015年3月
(※本格稼働は2015年3月を予定しておりますが、利用を希望される既存ユーザ様には2014年11月より順次提供を開始させていただきます。詳細は弊社営業までお問い合わせください。)

■ Bashoジャパン株式会社様からのエンドースメント
アイネット社のCloud Object Storage Serviceは、Basho Technologies社のテクノロジーであるRiak CSと、アイネット社の強みであるマイグレーションテクノロジーなどを融合した総合的なインテグレーションサービスとして提供されることとなり、私たちの想像をはるかに超える先進的なサービスへ発展することを確信しております。このサービスが多くのお客様に導入していただけることを期待しております。Basho Technologies社は、今後もアイネット社と強力なパートナーシップを推進してまいります。

Bashoジャパン株式会社
代表取締役 高木 修 様

■ Bashoジャパン株式会社様について
Bashoジャパン株式会社様の公開情報 http://basho.co.jp/ をご覧ください。

■ 商標について
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

■ お問い合わせ先
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社アイネット
クラウドサービス本部クラウドサービス事業部  丸山、高橋
TEL:045-682-0845 E-Mail:dream.cloud@inet.co.jp

【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アイネット
広報担当  木下、伊藤
TEL:045-682-0788 E-Mail:infomc@inet.co.jp

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