フリーワード検索

クラウド

クラウドご利用に際して

クラウドをご利用前に役立つヒント

クラウドサービスを利用するにあたって

「クラウドコンピューティング」という言葉が初めて使用されてから、20年以上の月日が経ちました。
現在、クラウドサービスを利用している企業の割合は58.7%となり、「今後利用する予定がある」と答えた企業を含めると、約7割以上もの企業がクラウドサービスの導入を進めていることになります。
(総務省 令和元年版 情報通信白書より)


実際、クラウドサービスの利用を検討した場合、大きく2つのシーンが考えられます。

  • 既存システムをオンプレからクラウド化
  • 新規システムをクラウド環境で構築

どちらのシーンにおいても、クラウドサービスを利用する上で大切なことは、「対象のシステムに一番適したサービス」であるかどうかということです。


クラウドサービスの多くは、メニューが予め用意されていますが、標準メニューの内容や、オプションサービスとして追加可能なものが提供事業者によって異なります。
アイネットのNext Generation EASY Cloudは、システム全体が必要とするリソース利用量に応じた課金体系をとっています。
リソースやサーバは必要なタイミングで追加することができるため、初めから最大数値を見込んで契約をするのではなく、スモールスタートが可能です。
また、オンプレミス型のシステムをハウジングサービスとして利用開始し、リプレイスやシステムのバージョンアップのタイミングで、同じデータセンター内のクラウドサービスへ移行させるという段階的な拡張も実現可能となります。

ネットワーク

クラウドサービスの利用を検討する際に、さけて通れないのが「ネットワーク」です。
クラウドサービスは、ネットワークを通じて利用するサービスのため、システムの種類に関わらず、
導入を検討する際には、どのようなネットワーク構成が最適か考えなければなりません。
折角、サーバ構成や構築手順、システムの利用方法が定まっていても、ネットワーク構成がきちんとできていなければ接続できない、遅延などから、外部から攻撃をうけたり情報漏洩などの問題につながってしまいます。


社内だけでなく社外からもアクセス可能なシステムの場合は、通信手段として社内・社外それぞれに、インターネット、VPN、閉域網など、どの手段が最適なのか、必要な帯域はどのくらいになるのか、どの通信キャリアのサービスが最適なのか、など検討しなければならない選択肢が非常に多くあります。
独立系のデータセンタープロバイダーであるアイネットは、各通信キャリアのサービスをご提案・ご提供でき、またデータセンターは、通信キャリアを問わず様々なネットワーク回線をお選びいただけます。
もちろん、Next Generation EASY Cloudは、貴社指定の回線を接続できますし、リモートVPNサービスもご用意しております。データセンター内でハウジングしているサーバと、NGEC上の仮想サーバ間のLAN接続も可能です。
長年のノウハウを活かし、お客様のシステムに最適なネットワーク環境をご提案いたします。

セキュリティ

クラウドサービスの導入を検討する際に、セキュリティ面での不安や心配な声を聞くことが多くあります。なぜ、普及の進んだ今でもこのような不安を耳にするのでしょうか。
本当にクラウドサービスがセキュリティ的に問題のあるサービスなら、世の中に浸透していないはずです。どこを、どのように対策すればよいのかがわからないため、クラウドサービス=セキュリティに不安というイメージが払拭されないと思われます。

セキュリティに対する不安をなくすには、システム環境や利用用途に適した、会社やシステムのポリシーにあったサービスを選んでいただくことです。

見えない部分が多くあると思われがちなクラウドサービスですが、OS・ミドルウェア・アプリケーション、そしてログインIDやPWなどのデータについては、利用者(契約者)が管理する部分のため、オンプレミス型のシステムとの違いはありません。クラウドサービスを契約することで、ハイパーバイザ・ネットワーク機器・データセンターを利用することになりますが、こちらはサービス事業者が管理/運用を行う部分となり、利用者の運用負担はなく、事業者に任せることが可能です。
アイネットでは、国内最高レベルを誇る自社データセンターでサービスの提供を行っております。
ご見学だけでなく、システム監査にもご協力でき、皆様の目で、設備や運用状況を確認いただけます。
また、ウイルス対策、各種脆弱性診断、IPS/IDS、改ざん検知など幅広い分野でのセキュリティソリューションを取り扱っております。

クラウドで経営資源の有効活用を

システムのクラウド化や新規でクラウドサービスを利用することで、資産の保有や管理の手間がなくなるだけでなく、可用性の向上・業務の効率化・BCP対策など様々なメリットがあげられます。

クラウドを導入することで得られるメリット

  • サーバなどの資産を保有する必要がない
  • システムの容量変更に迅速な対応ができる
  • 様々なデバイスからの利用が可能
  • 保守体制を社内に持つ必要がなくなる
  • システムの規模にあわせたスモールスタートが可能
  • システム環境の構築に関わる時間を短縮できる
  • 社外からもアクセスが可能になる
  • システムの拡張性が高い
  • 遠隔地でバックアップデータを保存することができる
  • リプレイスの必要がない
  • システム導入に関わる初期コストを抑えられる

クラウドサービスを利用することは、単にシステムの基盤を仮想化させるだけでなく、企業にとって重要な経営資源を有効活用することにつながります。

クラウドを単なる技術の一つと捉えるのではなく、企業経営における1つの成長戦略として利用を検討していただければと思います。

お問い合わせ先

045-682-0845

担当部門/データセンター本部

TOP