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アイネットブログ

優秀な人材を逃さない。社員に愛される職場をつくる

2022年12月28日製品・サービス

働き方改革によって推進されてきたテレワークは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに新しい働き方としてますます定着し始めています。
しかし、一時対応という形で十分な準備が整わないまま実施に踏み切った企業は少なくないはずです。そうした企業の多くがまず採用したのがリモートデスクトップです。

リモートデスクトップは、遠隔操作するPCの処理能力やソフトウェアなどをあらゆる端末から利用でき、手元に高性能な端末を準備することは不要です。利用の処理はすべてアクセス先の端末ですので、手元の端末ではディスプレイとキーボード・マウスの役割だけを担うといったイメージとなります。そのため、家や出張先などの社外からでもインターネットに接続できる環境さえあれば、社内と同じ環境で業務をすることが可能となります。
また、作業で作成したデータはそのまま遠隔操作先に保存されるため、情報を社外に持ち出したり外部の端末にデータを置いたりする場合と比べ情報漏洩のリスクを低減できます。
このように手軽に業務環境を整えられるリモートデスクトップですが、インターネット接続が必須であるがための様々な脆弱性をついた不正アクセスのリスクが生じ、社内ネットワークのほかのPCへの攻撃も含め、被害が拡大する恐れが指摘されています。
さらに、管理者側ではソフトウェアやOSの更新などの手間が煩雑になります。こうした作業に追われて疲弊している担当者も多くいるでしょう。(図1)

[図1]VDIとRDSの違い

この問題を解決するため、オンプレミス型のVDI(デスクトップ仮想化)を選択する企業が増えていますが、それでは中堅・中小企業ではいくつかの課題に直面することになります。

1つ目は「拡張の難しさ」です。ユーザ数が増えるたびにサーバやストレージを買い増ししなければならず手間と時間がかかり、思うように拡張することができません。
2つ目は「運用管理の複雑化」です。性能確保に高度なノウハウが必要ななか、一人情シスや兼任情シスが多い中堅・中小企業では、膨大な作業に忙殺され運用が維持できなくなっていくことが多くあります。
3つ目は「コストの増加」です。規模の拡張に伴うハードウェアの増設費や運用管理を維持していくための人件費の増加など、結果的にコストは大きく膨らんでしまうことを考えておかなくてはいけません。(図2)

こうしたことから注目されるようになったのが、クラウド環境を利用するDaaS(Desktop as a Service)です。

[図2] オンプレミス型VDIにおける課題とDaaS導入による解決策

各ベンダーが提供する様々なDaaSですが、その内容は一律ではありません。
アイネットの仮想デスクトップサービス『VIDAAS』は、マネージド型の仮想デスクトップサービス。VMware社の技術を全面採用し、構築から運用までをすべてアイネットの技術者がワンストップで実現をしています。つまり、VIDAASを導入することで、企業の求める操作性・信頼性を実現し、基盤運用管理から解放されることができるのです。(図3)

[図3]VIDAASの概要


『VIDAAS』を導入すべき8つのポイント

物理PCと変わらないスピードでストレスフリー
劣化・遅延・フリーズがなくスムーズ
データはすべて堅牢な国内自社データセンターに格納
利用したデータは端末に残らない高いセキュリティ性
物理PCではできない動的なCPU・メモリの増減が可能
OSやネットワークなどの面倒なセキュリティ対策の一元管理が可能
ハイスペックなPCを購入するコストの削減、およびリーズナブルな初期費用
会社と同じPC環境を自宅でも外出先でも実現

そのVIDAASは、アイネットが保有する「inet primary(横浜第2データセンター)」を拠点にサービスを提供しています。inet primaryは、首都圏に位置しながら都心からの利便性が高く、災害リスクも低いロケーションに位置しています。ハイブリットTASS構法による免震構造の建物や冗長構成を採用した電源、空調などの設備を備え、災害対策やBCP(事業継続計画)に対応しており、自活電装置は停電時にも48時間連続運転が可能で、国内最高クラスの安全性を持つファシリティです。(図4)

[図4]VIDAAS稼働環境イメージ


このinet primaryを基盤にした当社のIaaSであるNext Generation EASY Cloud(NGEC)とDaaSとを連携した形で提供できるのもVIDAASが選ばれる理由の一つです。
データセンター事業者が自社基盤でDaaSを提供することで、セキュアな環境で最適なコストと運用負担の軽減を実現しています。

人材不足が叫ばれる今、場所に縛られず柔軟かつセキュアに働くことができる職場環境は優秀な人材の確保と、社員満足度の向上のために必要となっています。
テレワーク環境は、コロナ禍のようなパンデミック・災害時の事業継続のみならず、女性活躍や、ワークライフバランスの実現、残業や交通費の削減にもつながるでしょう。(図5)

[図5]VIDAAS導入効果


それらの実現への第一歩は、テレワーク環境をスピーディーかつ適正なコストで整備できるDaaSをうまく使いこなすことです。
優秀な人材を逃さない魅力的な職場環境づくりを、アイネットの『VIDAAS』は実現します。


DC本部 クラウドサービス事業部

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